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2012年度 年次大会のご案内
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発表募集については、コチラ

プログラム(Excel形式)<2012.5.30掲載>プログラム早見表(Excel形式)<2012.5.30掲載>
<プログラムは、学会誌5月号に掲載されたものから、一部修正されています。>

【月日】 2012年6月23日(土),24日(日) <終了しました。>
【会場】 文化学園大学
 (東京都渋谷区代々木3-22-1)

第1日目 6月23日(土)(9:30~20:00、受付開始:8:30)
第53回総会(9:30~10:00)(C041 国際会議場)
 議案 1)2011年度事業報告   2)2011年度決算報告  3)2012年度事業計画   4)2012年度収支予算    5)その他

学会賞(論文賞・年度賞)・奨励賞贈賞式

企画発表(衣料用柔軟仕上げ剤) (10:30~11:30)(C071講義室)

学生発表(口頭)(10:30~12:10)(F会場)

昼食・休憩(11:30~12:30)

製品展示<スポーツアパレル・計測機器など>(11:30~14:30)(C101講義室)

ポスター発表(11:30~13:30)(C101講義室)

企画発表(高機能繊維)(13:45~14:45)(C071講義室)

研究発表・技術レポ-ト(14:55~17:05)(A~F 6会場)

特別講演(17:20~18:20)(A201講堂)
  「ファッション教育のこれから」…………文化学園大学 大沼  淳

情報交換会(18:30~20:00) (C201 スペース21)

第2日目 6月24日(日)(9:00~10:15)(受付開始:8:30)
研究発表・技術レポ-ト(9:00~10:15)(A~F 6会場)

特別講演 (10:30~11:30)(A201講堂)
 「日本の繊維産業とISOの現状について」…………………(一社)繊維評価技術協議会 田澤 壽 
 日本の繊維産業は繊維製品の多くを海外で生産し、設計・紡織染・縫製を最適地で実施しており、グローバルなロールシェアリングが形成されている。衣類の輸入は重量ベースで90%を超え、日本の市場は完全な国際化が進んでいる。日本の繊維産業にとっては国内生産、海外生産に関わらず、高品質・高機能製品の生産がサバイバルを賭けた重要な課題になっている。また、輸入製品については品質表示や安全性が重要な課題になっている。そのようなグローバルな課題に対する解決策として、ISOの重要性は益々高まっていると言える。
 日本の技術の特徴である高機能繊維製品について海外では認知されていない場面に多く直面する。抗菌、抗カビ、消臭、帯電防止、抗ウイルス繊維製品等の日本からの提案は明らかに日本の高機能繊維製品の認知度向上に役立っていると思われる。こうした日本の繊維加工技術の普及は高品質な高機能繊維の普及、ひいては日本の繊維製品の販売促進に大きく貢献すると思われる。
 ISO国際標準への関わりについての現状と具体的な展開を今回、お聞きすることになる。
 

昼食・休憩(11:30~12:30)

製品展示(11:30~14:30)<スポーツアパレル・計測機器など>(C101講義室)

ポスター発表(11:30~13:30)(C101講義室)

研究発表(13:45~15:25)(A~F 6会場)

企画発表(ロンドンオリンピック競泳水着の開発)(15:40~17:00)(C071講義室)
 
     地図は、下が北です。クリックすると大きくなります。
<交通案内>
JR(山手線・中央線・総武線・埼京線)、地下鉄(都営新宿線・都営大江戸線・丸の内線)、小田急線・京王線→新宿駅南口より甲州街道に沿って初台方面へ徒歩7分

参加登録費  会員:8,000円、非会員:12,000円、学生会員:4,000円
  参加登録費には,当日お渡しする研究発表要旨集の代金を含みます.研究発表要旨集のみの代金は2,000円です.
情報交換会会費  5,000円 (学生 2,000円)



 企 画 発 表
第1日目 6月23日(土)
10:30~11:30 「衣料用柔軟仕上げ剤」
(C 071講義室)<オーガナイザー:花王株式会社 妻鳥 正樹>
 日本経済は回復基調にあるもののトイレタリー市場においては依然としてデフレ化が進んでおり、先行きが不透明な状況が続いている。そのような状況の中、柔軟仕上げ剤市場は活況を呈している。
 この理由としては洗濯環境の変化に対応した新たな柔軟化技術が継続的に提案されていること、衣類への香り付けという新たな習慣の提案がなされたことなどが挙げられる。本企画では、柔軟仕上げ剤を支える技術開発、及びそれら技術が応用された商品の動向を取り上げた。
「衣料用柔軟仕上げ剤の効果発現メカニズムの解明」
 ・・・花王株式会社 研究開発部門 ファブリック&ホームケア研究センター 
   ハウスホールド研究所 ○五十嵐崇子、中村浩一、岡本好正
   解析科学研究所 浅見信之 
  衣料用柔軟仕上げ剤の効果は、従来、繊維間の摩擦の低減によると言われて来た。今回、木綿布・糸の濡れた状態からの静置乾燥による硬化現象を詳細に検討した結果、硬化の原因は結合水を介した水素結合による単繊維間の架橋であり、柔軟仕上げ剤の主たる柔軟効果はその架橋構造の形成阻害であるという機構を提案するに至った。 
「柔軟仕上げ剤の香りがもたらす心理・生理作用」
 ・・・ライオン株式会社 研究開発本部 ファブリックケア研究所 ○藤井日和、新倉麻優美、宮原岳彦、江川直行、高岡弘光
   近年、柔軟仕上げ剤市場において、香りの良さを謳った商品が年々増加している。当社では、柔軟仕上げ剤の香りもたらす快適を研究するため、心理的・生理的評価を行っている。本講演では、柔軟仕上げ剤による女性の印象変化、及び洗濯場面におけるリラックス・リフレッシュ効果について評価した事例を報告する。
「衣料用柔軟仕上げ剤における香りの世界」
 ・・・高砂香料工業株式会社 研究開発本部 フレグランス研究所 丸山賢次 
 今、柔軟剤の“香り”が本当に面白い。香水の市場を見てもわかるとおり、日本人は香りに対して保守的で消極的であったはずが、最近では衣類の香りづけ専用の製品がヒットするほど、柔軟剤の“香り”は日本人の香りのセンスと価値観を変えようとしている。もしかすると、ファブリックケアは、まったく新しい“香り”の製品になっていくのかもしれない。1990年代からの現在まで柔軟剤の“香り”とその機能を解説しながら、進化する香りのトレンドと今後の可能性について述べる。 
13:45~14:45「高機能繊維」(C 071講義室)<オーガナイザー:(株)クラレ 伊勢 智一>
 新しい繊維素材の開発は材料開発と紡糸技術開発の両面から取り組まれるが、最近は新規材料の開発は進んでいない。一方で紡糸技術は日進月歩で進化しており、それによって既存材料から新しい機能を持った繊維素材を生み出している。今回は先端紡糸技術によって生み出された高機能繊維製品についてメーカーから紹介いただくとともに、最先端の紡糸口金の開発についても製造メーカーから講演いただき、より理解を深めたい。 
  「複合紡糸用口金の仕組み」・・・・・(株)化繊ノズル製作所 ○河合 成樹、谷 秀男
  「極細繊維の極限追求」・・・・・東レ(株) 増田 正人(学会誌5月号とは、タイトルが変更になっています。)
  「先進の複合繊維技術と製品」・・・・・三菱レイヨン(株) 今北 純哉

第2日目 6月24日(日)
15:40~17:00 「スポーツ」
(C 071講義室) <オーガナイザー:(株)デサント 清嶋 展弘>
メインテーマ:ロンドンオリンピック競泳用水着の開発
 わが国の多くの産業分野で、商品開発能力の低下が指摘されて久しいですが、スポーツ業界においては、選手の運動特性と生理特性に、競技規定などを考慮した商品開発を長年実施してきました。
 オリンピックは、スポーツ各社においても、4年に一度、革新的な技術に基づく商品を提案する舞台と位置づけています。本年次大会では、前回の北京大会から4年間に変更された競泳ルールなどを踏まえ、各社の競泳水着最新の技術、開発コンセプトをご紹介します。

  「競泳水着『アクアフォース・インフィニティ』の開発」・・・・・(株)デサント 坪井 浄治
  「競技者ニーズ及び動作特性に基づく競泳水着の開発」・・・・・ミズノ(株) 田中 啓之
  「素材・構造・運動特性研究に基づく競泳水着の進化」・・・(株)アシックス スポ-ツ工学研究所 ○森 洋人、勝 眞理
  「競泳水着開発の可能性を求めて」・・・・・(株)ゴールドウイン 小嶋 正年

 



参加登録の申込 以下に掲載の「2012年 年次大会参加申込書」を使用し,原則,メール添付にて事務局の参加申込専用アドレスまで送信下さい.その際に件名として必ず参加申込とご記入下さい.(当日の参加申込も可能ですが,できるだけ事前にお申し込み下さい.)
 年次大会参加申込専用e-mail  
 年次大会研究発表申込の際に「年次大会へ参加予定者」の欄に○印をされた方も, 参加申込書に必要事項をご記入の上,原則,メール添付にてお申込下さい.(特に,請求書や領収証が必要な方は,必ずご連絡をお願いします.)
参加申込書(Word形式)

送金方法
   現金書留,郵便振替,銀行振込の何れかでご送金下さい.(参加費の事前振込みにご協力下さい.)
 送金口座

 三菱東京UFJ銀行天満支店 普通№1460502(口座名 社団法人 日本繊維製品消費科学会)
   郵便振替口座 №00930-0-11108
参加証・領収証の発行  参加登録受付後,参加証をお送りします.年次大会当日の入場に必要ですので必ずご持参下さい.郵便振替・銀行振込の場合は,特にご連絡のない場合は領収証の発行は致しません.郵便局・銀行の窓口で発行される払込票をもって領収証に代えさせて頂きます.

申込先  年次大会参加申込専用e-mail  
問合せ先 一般社団法人 日本繊維製品消費科学会事務局
 〒530-0035 大阪市北区同心2-11-5-201 (洋伸扇町シティハイツ)
 TEL: 06-6358-1441 FAX: 06-6358-14421 e-mail  


【PC―液晶プロジェクター使用に関して】
1.PCでの発表はパワーポイントで行って下さい.
  各会場でのパソコン環境は OSがWindowsXP、ソフトはPowerPoint2007です.PowerPointの保存ファイル形式は、pptx、またはpptにして下さい。
2.発表原稿はUSBフラッシュメモリー,またはCD-Rに入れてお持ち込み下さい.必ず事前にウィルスチェックをしておいて下さい。
  CD-Rは,ISO規格に準拠の形で焼き付けて下さい.バケットライディング(FDと同じように読み書き出来る)は避けて下さい.
3. ファイル名は、発表番号と発表者氏名として下さい。(例 A1文化太郎.pptx、D3文化花子.ppt)
4.発表時間の予備時間がありませんので,PCは必ず会場設置のものをご使用下さい.ご持参されたPCは使用しないで下さい.
5.MAC対応は出来かねますので,ご容赦下さい.
6.USBフラッシュメモリー,またはCD-Rに入れたファイルは、次の時間までに5階の発表用データインストール室(A056)にご持参下さい。係員がPCにコピーします。下記時間に会場におられない場合は、どなたかにご依頼いただくなど、ご協力をお願いします。
 ・土曜午後の発表:土曜の11:30~13:30
 ・日曜午前の発表:土曜の11:30~13:30および15:30~17:30
 ・日曜午後の発表:土曜の11:30~13:30および15:30~17:30および日曜の11:30~13:00


【ポスター発表の皆様へ】
・ 研究発表(口頭)と同じ(1)~(6)分野・(7)技術レポ-ト・(8)製品紹介があります.
 1)要旨の作成が必要(口頭発表と同じ))
 2)ポスターサイズ:前年と同様W80cm H180cm
  上部20cmにポスター番号,タイトル,発表者氏名を記入のこと
  レイアウト自由.小さな用紙を何枚も貼り付けても,1枚ものでも可。詳細は、ポスター作成方法(PDFファイル)をご覧下さい。
 3)ポスター発表の時間帯には,他の発表はありません。
 4)ポスター発表の発表者は,時間割に沿って発表します。
※6月23日(土)のポスター発表は,発表者が学生・院生の場合、ベスト発表賞の対象となります.

実行委員リスト
委員長:森川 陽
アドバイザリーボード:濱田勝宏 田村照子 池田和子
委 員:有泉知英子 磯崎明美 今井ゆき 大熊志津江 小澤節子 香川幸子 金尾佐知子 カポラリ薫 木全秀美 熊谷伸子 小出恵 小柴朋子 小林未佳  斎藤嘉代 佐藤真理子 申恩泳  杉田秀二郎 鈴木直恵 鈴木正文 須田理恵 砂長谷由香 田端智香 千葉悦子 鄭永娥 角田薫 永井伸夫 永富彰子 平良木啓子 廣川妙子 安居典子 矢中睦美 柳田佳子 柚本玲 由利素子 米山雄二 渡部薫
           
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  過去の年次大会について

2011年度(概要・プログラム)、2010年度(概要・プログラム)、2009年度(概要・プログラム)、 2008年度(概要・プログラム)、2007年度(概要・プログラム)、2006年度(概要プログラム)、2005年度(概要プログラム)、2004年度(概要プログラム) 

詳細は、学会事務局にお尋ね下さい。