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学 会 行 事
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 主な学会行事としては、例年6月に行われている年次大会(総会・研究発表・講演など)クリーニングに関する情報セミナー快適性・健康を考えるシンポジウム、、サステナブルファッション研究委員会の行事ファッション造形学セミナー消費性能試験法講習会消費科学講座見学・研修会実践アパレル講座各支部の行事、などがあります。

 このページでは、今後の学会主催の行事予定をお知らせします。学会誌4月号の会告の内容を反映しています。<2024年4月25日更新>

日韓共同シンポジウム<2024年5月10日、オンライン開催(現地での発表も可能)>
東海支部総会ならびに講演会<5月11日、名古屋>
第51回消費科学講座「天然皮革と合成皮革・人工皮革の基礎と応用~どっちがエコ?~」<2024年5月13日、大阪・オンライン併用>
第52回消費科学講座「震災への備え・備えない防災(フェーズフリー)~関東大震災から101年 これからの震災・災害対策を考える~能登半島地震の教訓を生かすためにも」<2024年7月下旬~8月上旬予定、大阪・オンライン併用>


各行事の申込先に、e-mailアドレスを記載している場合がありますが、迷惑メールの原因とならないよう配慮しています。(アドレスを単純なテキストとして載せるのではなく、特殊な記述方法を採用しています。)

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日韓共同シンポジウム
Japan Research Association for Textile End-Uses—KSCT Joint Symposium
In conjunction with the 2024 ICCT Conference
" Circular Fashion and Textile Science "


 本シンポジウムは,韓国衣類学会(The Korean Society of Clothing and Textiles)が主催するICCT2024(2024年5月10・11日)において,韓国衣類学会と日本繊維製品消費科学会(The Japan Research Association for Textile End-Uses )が共同で開催する国際会議です。テーマを「Circular Fashion and Textile Science」としておりますが,両国の繊維製品に関する研究発表を広く募集いたします。日本繊維製品消費科学会の皆様のご参加をお待ちしております。 詳細は以下の通りです。当日のプログラムはこちら(PDF)

〔共 催〕韓国衣料繊維協会(KSCT),日本繊維製品消費科学会
〔会 場〕バーチャル(オンライン開催,現地での発表も可能(韓国・済州島))
〔日 時〕2024年5月10日(10:50~12:30)
〔テーマ〕 Circular Fashion and Textile Science
〔シンポジウム共同座長〕
  慶北大学校 孫 秀英(スヨン ソン)
  京都教育大学 深沢 太香子

〔参加登録費および支払い方法〕
・参加費:USD30(オンライン参加の場合,現地参加の場合はUSD150~(非会員参加料))
・支払い方法:会議のWebサイト(https://www.icct2024.org/)にアクセスしてPAYPAL利用(参加者ごとに支払ってください.複数人のまとめ払いは不可)

〔研究発表要旨作成方法〕
・表紙:研究タイトル、著者名、所属、連絡先情報(住所、電話番号、電子メールアドレス)
・抄録の本文は、参考文献を含めて2ページ以内
・A4サイズの用紙、2.5cmの余白4辺、Times New Romanのフォント、フォントサイズ11、シングルスペース
・すべての要旨はダブル・ブラインド・ピアレビュー(double-blind peer review)方式の査読あり

〔締め切り及び通知〕
・アブストラクトの提出期限:2024年2月15日
・受理通知:2024年2月15日から2月28日まで
〔提出方法〕
・表紙と要旨を提出
・日本繊維製品消費科学会からの著者: 宛てに電子メールを送付

詳細については、会議のWebサイト(https://www.icct2024.org/)にアクセスし確認ください.ご不明な点がある場合には、韓国・慶北大学校 孫 秀英 ( ,日本語可) 宛でメールにて問い合わせください。

東海支部総会ならびに講演会

【日  時】 2024年5月11日(土)
【会  場】 椙山女学園大学 生活科学部棟 B110
【幹 事 会】 12:50~13:20(新旧引き継ぎ)会場:B104
【総  会】 13:30~13:50
【講 演 会】 14:00~15:30(一般参加可)
 講師:奈良女子大学教授 才脇直樹氏  
 演題:「女子大の工学部におけるウェアラブルなインターフェイス研究」
 参加費:会員・一般500円(学生無料)
【申 込 先】5月2日(木)までに,こちらのGoogle Formからお申込みください. Formから申込できない場合には,「講演会」と明記し,氏名,所属(学生は学年も記入),メールアドレスをご記入の上,下記までお申込ください.
【連 絡 先】 椙山女学園大学 井上尚子
   E-mail   
  〒464-8662 名古屋市千種区星が丘元町 17番3 号  052-781-1186(代表)


第51回消費科学講座
「天然皮革と合成皮革・人工皮革の基礎と応用~どっちがエコ?~」


 動物から採取される皮革はその希少性的価値や特有の見た目,触感はまさしく本物の証であり,根強いファンも多く,人気の高い素材である.人間が食肉を続ける以上,動物の副産物(天然皮革)を生かすことは、その命を受け継ぐことである.一方で生産量が安定しない,品位が均一でない,高価になりやすい,動物愛護の観点で賛否があるなどの課題がある.一方,天然品を模して人工的につくられる皮革が近年ますます注目を浴びている.人工的につくられるため生産量や品位が安定し,まとめて生産することで価格も抑えられる.動物愛護の観点からもエシカルな素材として人気が高まってきている.
 皮革は,用途としてジャケットやパンツなどの衣料品をはじめ,靴やバッグなどの雑貨類,ソファーやクッションなどのインテリア関連,カーシートなどの自動車内装材関連と幅広い分野で使用されており,今後もますます注目を集める素材になる.天然品と人工品のどちらが優れているということではなく,それぞれに長所と短所があり,目的や用途に応じて使い分けられる必要がある.今回は,天然皮革と合成皮革・人工皮革を基礎から最新の事例までを学び,天然皮革から見た「エコ」の意義,合成皮革・人工皮革から見た「エコ」の意義の両方を考え,皆さんと一緒に双方の素材の特性や利用に関する課題、可能性などを学ぶ機会としたい.

〔日 時〕2024年5月13日(月)10:10~16:20
〔会 場〕大阪産業創造館 5階 研修室A・B、オンライン併用(Microsoft Teams使用)
     (大阪市中央区本町1-4-5 TEL 06-6264-9808)
〔交通案内〕Osaka Metro 中央線「堺筋本町」駅下車 1号出口から徒歩約5分
Osaka Metro 堺筋線「堺筋本町」駅下車 12号出口から徒歩約5分
〔内 容〕
(10:10~10:20)開会の辞

(10:20~11:30)基調講演1)「人工皮革・合成皮革の基礎知識と新たな環境課題について」
   …………京都女子大学 榎本 雅穗
 人工皮革・合成皮革は,衣料・靴・カバン等のファッション素材や,家具・車両を含めたインテリア素材として広く用いられている.本講演では,天然皮革との違いからはじまり,人工皮革と合成皮革の構造,それらに使われるポリウレタン樹脂の組成,物性,劣化について解説すると共に,最近の水系,無溶剤などの環境対応レザーや,ヴィーガンレザーについても解説する.

(11:30~12:40)基調講演2)「実は、革ってサステナブル」
   ………… 一般社団法人日本皮革産業連合会  吉村 圭司
 革(leather,レザー)は,太古の昔から使われており,人類最古のアップサイクル素材と言われており,靴,衣料,バッグ類,家具,カーシートなどに現在でも使われている.本講演では,革がなぜ今でも使われているかを紹介しながら,革のサステナブルについて考えてみたい.

(12:40~13:50)昼食休憩

(13:50~14:30)事例紹介1)「人工皮革のロングセラー<クラリーノ>の環境課題への取り組み」
   …………株式会社クラレ  芦田 哲哉
 人工皮革<クラリーノ>が上市されてすでに60年近くが経過した.商品サイクルの変化が激しい世の中にあって,人工皮革はさらに進化を続けており,世界での需要は拡大している.本講演では,人工皮革の歴史,用途,製造方法,特徴といった基本事項と,最近の環境問題に関する課題への取り組みについて解説する.

(14:30~14:40)休憩

(14:40~15:20)事例紹介2)「これからのサステナブルな革づくりとは?」
   …………株式会社 山陽 塩田 和也
 革って本当にエコなのか?このような疑問を持たれる方が多いと聞く.太古の昔より人々の身近にあった革が何から,どのように作られているのか?創業110年超えて革を作り続けている山陽におけるものづくりと最近の皮革業界におけるサステナブル革づくりとは.また,それらを認証する国際的認証機関LWG(レザーワーキンググループ)についてなど,革への疑問についてお答えする.

(15:20~15:30)休憩

(15:30~16:10)事例紹介3)「エシカルレザーSobagniを通じて実現したいこと」
   …………共和レザー株式会社 中村 美由紀
 共和レザーは自動車内装シート材OEMメーカーとして80余年合成皮革を製造してきた.
この度,新しいモノづくりを進めるにあたり,お客様により近いところで,多くのお客様の声を直接伺いたいという想いから2021年「Sobagni(ソバニ)」を立ち上げた.今回は,私どもの素材や取り組みについて紹介する.

16:10~16:20 閉会の辞

〔参 加 費〕会 員(学校)9,000円,会 員(企業・団体・官公庁)13,000円,会 員(学生)3,000円
  非会員(学校)13,000円,非会員(企業・団体・官公庁)17,000円,非会員(学生)3,300円
  ※会員は不課税,非会員は税込金額です

〔申込方法〕参加をご希望の方は,こちらの申込みフォームより必要事項を記入してお申込みください. 
〔参加方法〕ハイブリッド開催を予定しています.詳しい参加方法は,参加申し込みいただいた方にメールでご案内します.
〔申込・問合せ先〕 一般社団法人 日本繊維製品消費科学会事務局
  〒530-0042 大阪市北区天満橋2-2-7-403 (アルカディーナ天満橋リバーサイド)
  TEL: 06-6358-1441 FAX: 06-6358-1442 e-mail  


第52回消費科学講座
震災への備え・備えない防災(フェーズフリー)
~関東大震災から101年 これからの震災・災害対策を考える~
能登半島地震の教訓を生かすためにも


 いつ起きるかわからない,避けることができない震災・災害.
我が国においては,各地で地震が起こったり,集中豪雨などの異常気象が頻発している.また,昨今の天変地異は,世界規模で発生し常態化している.このような異常事態が日常化する中で生活する私たちは,どのように暮らし,とどのような対策を講じていけば良いのだろうか.
 今回の消費科学講座では,震災~災害発生の状況下,個人として,社会として,何が必要なのかを考え,行動できるようにしたい.
 本講演では,災害時の衣服について,高崎健康福祉大学の内田幸子先生に,身体の保護の観点や避難生活について新潟大学医学系の榛沢和彦先生にご講演をお願いする.その後今回のもう一つのテーマ,日常と災害時の垣根をなくす概念「フェーズフリー」=『非日常時に役立つ日常製品』について,日本大学 秦 康範先生にご講演いただく.そして衣服の分野で「フェーズフリー」を製品化した事例紹介を企業3社からご発表いただき,防災(災害・安全)に対するこれからの日常の衣服のあり方を皆さんと考えたいと思う.

〔日 時〕 2024年7月下旬~8月上旬予定
〔場 所〕 ドーンセンター5階 特別会議室,オンライン併用(Microsoft Teams使用)
     (〒540-0008 大阪市中央区大手町1-3-49)
      交通アクセス:京阪天満橋・地下鉄谷町線天満橋駅から東へ徒歩5分
〔問い合わせ先〕 一般社団法人 日本繊維製品消費科学会事務局
  〒530-0042 大阪市北区天満橋2-2-7-403 (アルカディーナ天満橋リバーサイド)
  TEL: 06-6358-1441 FAX: 06-6358-1442 e-mail  

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各行事の詳細は、学会事務局まで

 一般社団法人 日本繊維製品消費科学会事務局
  〒530-0042 大阪市北区天満橋2-2-7-403 (アルカディーナ天満橋リバーサイド)
  TEL: 06-6358-1441 FAX: 06-6358-1442 e-mail