第30回クリーニングに関する情報セミナー
−世界の洗濯・クリーニング事情−
直線上に配置

クリーニングに関する情報研究委員会       
                   委員長 牛田 智(武庫川女子大学・教授)

 アパレル・繊維産業はグローバル化しています。海外の企業が販売する衣料は、どのような洗濯を想定して作られているのでしょうか。輸出した衣料は、海外ではどのような洗い方がなされるのでしょうか。JISの取扱い絵表示が、ISOの表示との整合化のために改訂されます。表示をつけるにも、世界の洗濯・クリーニング事情をしっかり把握しておく必要があります。そこで今回のセミナーでは、諸外国の商業クリーニングや家庭洗濯の実態に迫ります。

  過去のセミナーについては、クリーニングに関する情報研究委員会のページ

[日時・会場] <終了しました>
◆2014年11月20日(木) 13:15〜16:50 大阪会場:大阪大学中之島センター 講義室301
◆2014年11月21日(金) 13:15−16:50 東京会場:日本女子大学 新泉山館 1階大会議室
[内 容] 
13:15 開会挨拶
13:20〜14:50 1.講演「世界のクリーニング事情について」
   ・・・・・ 株式会社三幸社 専務取締役 打越 圭介
 日本人で最も世界のこの業界を歩いていると思われる方で、Sankosha USA(シカゴ)の代表もやっておられ、頻繁にアメリカ出張されている。その他、ヨーロッパやオセアニア、アジアや中東にも数々納品するだけでなく、国内外でクリーニング業界の将来を考えた活動や講演活動もしておられる。今回は、1)世界のクリーニング業界の現状(ニュージーランド、アメリカ、オーストラリア、イギリス、ベルギーなどの実例を含む) 2)日本のクリーニング業界との比較 3)目指すべきクリーニング業の実例 4)商業クリーニングの需要はどの程度か。 5)どんな溶剤でクリーニングが行われているか 6)水洗濯とドライクリーニングの比率 7)ウエットクリーニングについて 8)クリーニング側のアパレルに対する考え方、といったことをお話し頂きました。

15:00〜15:50 2.講演「世界の家庭向け衣料用合成洗剤・家庭洗濯事情」
   ・・・・・・ユーロモニター・インターナショナル リサーチアナリスト 山口 大海
 ユーロモニター・インターナショナル社は、1972年の設立以来、消費者市場の戦略的リサーチをされている市場調査会社で、ホームケアに関連した情報も豊富にお持ちです。今回は、衣料用洗剤のグローバルトレンド・地域別トレンド、4カ国を例に、衣料用洗剤の実情と将来、世界の衣料用洗剤市場の展望、といったことをお話しいただきました。

15:50〜16:40 3.講演「ドイツ及び欧州の家庭用洗濯機」
   ・・・・・・ミーレ・ジャパン株式会社 マーケティング部 プロダクトトレーナー 和田博明
 ドイツにおけるビルトイン家電機器および業務用洗浄機器のトップメーカー、ミーレの日本法人であるミーレ・ジャパンの和田様より、ドイツと日本の洗濯事情の違いや洗濯機の特長等を中心に、海外の洗濯機について、自社の製品の紹介も含め、お話しいただきました。

16:40〜16:50 質疑応答

[定 員] 各会場80名
[参 加 費] 会員:5,000円、非会員:7,000円、学生2,000円 (いずれもテキスト代含む)