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学 会 行 事
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 主な学会行事としては、例年6月に行われている年次大会(総会・研究発表・講演など)、消費科学シンポジウムクリーニングに関する情報セミナー快適性・健康を考えるシンポジウム(例年、年2回開催)、ファッション造形学セミナー消費性能試験法講習会消費科学講座見学・研修会実践アパレル講座各支部の行事、などがあります。

 このページでは、今後の学会主催の行事予定をお知らせします。学会誌8月号の会告の内容を反映しています。<2021年8月25日更新>

第62回 快適性・健康を考えるシンポジウム-触感と神経生理反応-<10月8日、オンライン開催
第1回講演会(中・四国支部)<10月15日、オンライン開催>
令和3年度 中・四国支部研究及び事例発表会募集<12月17日、申込締切:10月8日>

各行事の申込先に、e-mailアドレスを記載している場合がありますが、迷惑メールの原因とならないよう配慮しています。(アドレスを単純なテキストとして載せるのではなく、特殊な記述方法を採用しています。)

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第62回 快適性・健康を考えるシンポジウム
-触感と神経生理反応-


 布の風合いを科学的に解明する研究は、繊維科学において1920年代から長きに渡ってなされてきました。1972年には、風合いの構成要素は、織物の形 態および物性、刺激情報の伝播機構、心理現象の3つであることが熨斗秀夫氏によって提唱されています。1970年代後半には川端季雄氏によりKESが開発 されて、主に布の力学的特性(曲げ変形、伸長変形、剪断変形、圧縮変形)・表面摩擦・表面粗さから主観評価に対応する風合いを客観評価することで進んでき ました。「風合い」は「感性」として捉えられることが多いですが、着用時に人が布に触れた時の「肌触り」が「快適性」または「着心地」の主要因の一つとし て捉えられています。しかしながら、刺激情報の伝播機構についは、未だ解明されているとはいえないのが現状です。
快適性・健康を考えるシンポジウムでは,第44回(2012年),第53回(2017年)で触感,触覚に関する内容を取り上げてまいりましたが,昨今のこ の分野の進歩は目覚ましく、脳科学研究、ハプティクス(ヒトに力、振動、動きなどを与えることで皮膚感覚フィードバックを得るテクノロジー)研究やロボ ティクス技術の研究がさらなる発展を遂げており、触覚知覚メカニズムや触感の定量化が盛んに行われています。
今回のシンポジウムでは,入力としての感覚情報と認知に関する研究および急速な進歩を遂げているセンサ技術を含んだ触感の入力と出力にかかわる認知科学に 焦点をあてた2件の基調講演と2件の応用研究に関する講演を企画いたしました。脳科学研究,触感評価技術研究の基礎と応用を学び、今後の発展につなぐヒン トを得る機会となると共に,新たな触感に関する研究の出発点にもなるのでは,と期待しております。
本シンポジウムで長年の歴史とともに最先端の研究でもある「触感」研究に触れてみませんか。また、色々な角度からの新しい知見をどう整理したらよいのか、悩んでおられる方は、総合討論で話し合いをいたしましょう。
皆様のご参加を心からお待ちしております。

〔日 時〕2021年10月8日(金) 13:00~17:10 
〔会 場〕オンライン開催
〔内 容〕
(13:00~13:05)開会の挨拶
(13:05~14:05)基調講演1「ヒトの行為を制御する「身体認知」を脳波研究から考える」
   ・・・・・・・・・・・・・京都橘大学大学院 健康科学研究科 兒玉隆之
 ヒトの運動(行為)は、単に受動的に入力される感覚情報のみによって生成されるものではなく、情動や認知を基盤とする能動的な学習経験によって構築され るものである。そして、その経験は身体イメージや行為主体感といった「身体認知」の脳内形成を意味し、これらは行為のみならず社会性を形成する上でも必要 不可欠なものとなる。本講演では、身体認知を神経生理学(脳波)から捉え、再編成へ向けた取り組みについて概説する。

(14:05~14:15)休憩
(14:15~15:15)基調講演2「Revisiting softness perception: 柔らかさ知覚を再考する」
   ・・・・・・・・・・・・・東京都立大学大学院 システムデザイン研究科 岡本正吾
 柔らかさ知覚の機序は古くて新しいトピックである。それに特化した受容器を人は有さず、硬さに関する特定の物理量を知覚しているわけでもないことから、 今日まで、柔らかさ知覚の機序は完全に理解されたていない。本講演では、柔らかさ知覚についてこれまでに分かっていることに加え、最近の研究による発見に ついて整理し、議論の機会を供する。

(15:15~15:25)休憩

(15:25~15:55)研究発表1「心地よい洗顔料の開発を目指して - 泡に触れたときの心情を脳波でとらえる-」 
   ・・・・・・・・・・・・・(株)ファンケル 猪子和也
 化粧品が肌への効果といった機能だけでなく、使用時の心地よさ・快適さ(使用感)を演出する役割をもつことに着目した。これまで、使用感は官能評価(ア ンケート)によって評価されてきたが、一連の動作が完了した後に実施されるアンケートでは、瞬間的・潜在的な心情を捉えることが困難であった。そこで、本 研究では異なる泡質(感触)をもつ洗顔料を使用したときの脳波測定を実施し、上記課題の解決を試みた。

(15:55~16:25)研究発表2「ユーザーの個人差を考慮した皮革の触感モデリング手法」
   ・・・・・・・・・・・・・トヨタ紡織(株)  井波 信
 我々の扱う自動車内装製品に限らず、従来の触感の評価手法では、商用の機器で計測した機械特性を説明変数として多変量解析を用いる方法が一般的である。 しかしこの方法ではアンケートの難易度に起因する誤差がユーザーの手指の性質や触り方の個人差と交絡し、個人差の効果まで踏み込んだモデルを得ることが出 来なかった。そこで、我々はユーザーの手指が皮革に触れた際の物理的特徴量を説明変数に加え、ベイジアン構造方程式モデリング(Bayesian SEM)を適用することでアンケート誤差を考慮しながら手指、触り方の個人差の効果を推定できる手法を開発した。

(16:25~16:35)休憩
(16:35~17:05)総合討論
(17:05~17:10)閉会の挨拶

〔参加費〕会 員(学校) 7,000円,会 員(企業・団体・官公庁)10,000円,学生2,000円
  非会員(学校)11,000円,非会員(企業・団体・官公庁)15,000円,非会員(学生)2,200円
    ※会員は不課税、非会員は税込金額です。 ※非会員参加費が、学会誌掲載時から一部変更になりました。
〔申込方法〕参加をご希望の方は、こちらの申込みフォームより、必要事項を記入してオンラインでお申込みください。
〔参加方法〕オンラインでの開催を予定しています。詳しい参加方法は、参加申し込みいただいた方にメールでご案内します。
〔申込・問合せ先〕
 一般社団法人 日本繊維製品消費科学会事務局
  〒530-0042 大阪市北区天満橋2-2-7-403 (アルカディーナ天満橋リバーサイド)
  TEL: 06-6358-1441 FAX: 06-6358-1442 e-mail  


第1回講演会(中・四国支部)


 中・四国支部では,次のとおり講演会を開催致します。ご多忙のところ誠に恐縮に存じますが,多数の方々のご参加をお待ち致しております。

【日 時】 令和3 ( 2021 ) 年10月15日(金)13:00~15:30
【会 場】 オンライン ( Zoomを使用 )
【演 題】
( 13:05~14:05 ) 1.「 着るテーピング『CW-X』の研究開発 」
  …………ワコール株式会社 清家 望
( 14:15~15:15 ) 2.「 五輪向け競泳水着の変遷と最新設計技術 」
  ………ミズノ株式会社 田中 啓之
【参加費】 無料  会員外の方の参加も歓迎致します。※ ただし,同業種メーカーの方はご遠慮ください。
【募集期間】 9月1日~10月1日   
 事前申し込みをお願い致します。お名前・所属名・連絡先・e-mailをお知らせください。
【申込・問い合わせ先】  佐藤希代子(倉敷市立短期大学)TEL:086-473-1879  FAX:086-473-1857 E-mail 


令和3年度 中・四国支部研究及び事例発表会募集


 中・四国支部では日本繊維機械学会 中国支部と共催で、令和3年度研究及び事例発表会を開催します。多数方々の発表をお待ちします。

[期 日] 12月17日(金)13:30開始
[会 場] 岡山県立図書館(岡山市丸の内2丁目6-30)2Fサークル活動室

[要 領] (1)発表題目、(2)発表者名(共同研究の場合には発表者に○)、(3)連絡先(電話番号、FAX番号、利用可能ならばE-mailアドレスも記してください)を記入の上、10月8日(金)必着で下記宛お申し込みください。
[申込先] 日本繊維機械学会中国支部事務担当
 〒711-0937 倉敷市児島稗田町160、倉敷市立短期大学服飾美術学科 道明伸幸
 TEL(086)473-1859、FAX(086)473-1857、E-mail   
 

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各行事の詳細は、学会事務局まで


 一般社団法人 日本繊維製品消費科学会事務局
  〒530-0042 大阪市北区天満橋2-2-7-403 (アルカディーナ天満橋リバーサイド)
  TEL: 06-6358-1441 FAX: 06-6358-1442 e-mail